The challenge
The challenge
ロボットと無人搬送車両は、ファクトリー・オートメーションと生産プロセスの未来像を変えています。生産性を上げダウンタイムを削減するためには、最新の充電プロセスを導入する必要があります。人の手で行う装置の維持・管理の中でも、特に手動の充電作業は、高コストかつ非効率であり大きな課題です。このようなプロセスをなくして向上させるために、ワイヤレス充電の導入が進められています。
技術的な課題
技術的な課題
ワイヤレス伝送の互換性
小型かつ軽量な部品の選択
さまざまな入力電力範囲へ対応
The results
The results
移動型ロボットや無人搬送車両の作業を、効率的かつ自在で中断させることなく行うためには、真の自律性をもたせる必要があり、人手の介入なしに通常運転を継続する必要があります。WiBoticは、ワイヤレス充電ステーションによって、ロボットや無人搬送車両をワイヤレスで充電します。これにより人手の介入がなくなるため、ドローンやロボット、無人搬送車両の稼働時間が延び生産性が向上します。
Advantages of a Vicor solution
Vicor の特長
高いスケーラビリティ
小型・軽量
高効率
Autonomous wireless charging of robot and drone fleets will reshape the future of automation and production
Autonomous wireless charging of robot and drone fleets will reshape the future of automation and production
The solution
Vicorの 48V PRM 昇降圧レギュレータが、WiBoticのワイヤレス充電ステーション TR-110のRFトランスミッターに組み込まれており、この充電ステーションから、ロボットや無人搬送車に搭載されているRFレシーバーへワイヤレスで給電します。PRMレギュレータはAC-DC電源から48Vを受けて、この電圧を20V~55Vの範囲で必要な電圧値に調整して出力します。
VicorのPRMレギュレータを用いることで、広い範囲の負荷インピーダンスに対して高効率の電力変換ができます。このため、出力電力が低いときでもあっても変換効率の大幅な低下がなく、「フル充電モード」と「トリクル充電モード」の両方の運転に対応できるという、類似の他のコンバータでは難しい柔軟性が実現します。
電力供給ネットワーク(PDN)
関連製品

PRM 昇降圧レギュレータ
入力電圧: 54V (38 – 60V)
出力電圧: 26 – 52.5V
出力電流: 最大350W
変換効率: 最大97.25%
