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ケーススタディ: 自動運転EVシャトル

給電能力と信頼性と安全性を最高レベルで実現する、電源モジュールの優れたパッケージング

product-table-datasheet-icon-default.svgPDF (英)

お客様の課題

低電圧(48V)駆動の自動運転EVシャトルは、複雑に入り組んだ市街地を走行するために高度な自動運転システムを搭載しています。GPUとセンサーは自動運転に不可欠な要素であり、高性能なATX電源が使用されます。電源は車両内に収めるため、小型・軽量である必要があり、発熱を最小限に抑えるために高効率で動作することと、極めて高い信頼性が求められます。また、高まる電力需要に対応するためには、厳しくなるGPUの電力要件やバッテリ電圧の上昇に対応できるスケーラブルな電源システムが必要です。主な課題は次のことです。

  • 過熱を防ぎ、放熱性能を向上させる
  • 機能を増やし安全性を高めるため、GPUへ効率よく電力を供給する
  • 電力需要の変化に対応できるフレキシブルでスケーラブルな電源ソリューション
Autonomous electric shuttle case study image

Vicorソリューション

Vicorの電源モジュールは高効率で発熱が非常に小さいので、複雑な冷却ソリューションの必要がなく、最大限の電力供給が可能です。これにより、利用できる電力が増え、安全性の確保に不可欠なシステムの信頼性が向上します。Vicorの電源モジュールは電力密度が高く、サイズと重量を節約できるため、車両の稼働時間を延ばすことができ、GPUの能力や機能を拡張するためのスペースを作ることができます。

主な利点

主な利点

Cooling icon

優れたパッケージングと高効率により冷却を簡略化

Scalable icon

簡単に拡張できるソリューションで、最新のGPUとナビシステムをサポート

high efficiency icon

高効率電源モジュールで航続距離と機能を増やし、最適に電力を使う

電力供給ネットワーク (PDN)

VicorのモジュールPRMとNBM、ファクトライズド・パワー・アーキテクチャ (FPA)を使うことで、36V〜75Vの入力電圧から12Vの安定化出力電圧に、高効率で降圧できます。このソリューションは最大1200Wまでスケーラブルに対応でき、プロセッサの進化で電力需要が増えた場合にスムーズに適応できます。Vicorのゼロ電圧スイッチング(ZVS)降圧コンバータにより、バッテリからの大電流(10A以上)を直接、標準的な5Vや3.3Vのロジック電圧に変換できます。直接変換することで電力損失を最小限に抑え、重要なシステムへの信頼性の高い電力供給が可能です。この電力供給ネットワークでは、PRMの上流にバスコンバータモジュールを追加するだけで、車両に400Vバッテリを後付けすることができます。

Vicor power delivery network for Autonomous electric shuttle

PRM 昇降圧レギュレータ


非絶縁 レギュレータ


入力電圧: 48V (36 – 75V)


出力電圧: 48V (5 – 55V)


出力電流: 最大600W


ピーク効率: 98%


22.0 x 16.5 x 6.73mm 他


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NBM DC-DCコンバータ


非絶縁 電圧変換比固定


入力電圧: 36 – 60V


出力電圧: 7.2 – 15.3V


出力電流: 最大2400W


効率: 98%以上


23 x 17 x 5.2mm 他


ZVS 降圧レギュレータ


非絶縁 レギュレータ


入力電圧: 12V (8 – 18V), 24V (8 – 42V), 48V (30 – 60V)


出力電圧: 2.2-16V 


出力電流: 最大22A


ピーク効率: 98%


10.0 x 10.0 x 2.56mm 他


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