より狭いスペースで 大電力
電源モジュールをフレキシブルに配置
仕様変更に対応する 高いスケーラビリティ
別のプラットフォームに 設計流用ができる
車の電動化が加速
車の電動化が加速
自動車メーカーは、今後5~10年の間に自社のラインナップを電動化しようと積極的な目標を掲げています。そのためには、既存の内燃エンジン (ICE) 車の20倍近くの電力を、スペースや重量を増やすことなく供給するというハードルを超えなくてはなりません。また、長距離走行の不安を解消するために、すべてのEVを高速道路のDC急速充電器に対応させる必要があります。さらに、EVがICE車と同様の快適性、安全性、性能を備えていることを消費者に示す必要があります。Vicorは、自動車メーカーやTier1と提携し、モジュールで構成する革新的な電力供給ネットワーク (PDN) を用いて、これらのハードルを克服する手助けをしています。
電力供給アーキテクチャの新しいアプローチ
高い電力密度
電源機器のサイズと重量は、自動車の性能に直接影響します。小型で軽量な電源ソリューションを活用すれば、航続距離とスピードを改善することができます。
フレキシビリティとスケーラビリティ
自動車メーカーは、急増する電力供給量に対応しなくてはなりません。多岐にわたる車種に搭載可能な統一したソリューションが必要です。
他の設計に流用できる
自動車の開発は、電子部品の認証には長い時間がかかります。モジュールによるビルディングブロックを用いた手法を取り入れれば、時間やリソースを無駄にすることなく、電動化競争で優位に立つことができます。
小さなスペースに大電力を
自動車業界が直面している大きな課題の一つは、より多くの電力が小さなスペースに必要ということです。内燃エンジン車の消費電力が3kWあるのに対し、EVは50kW以上の電力を必要とします。20倍もの電力の増加に対応するためには、スペースや重量を節約したコンパクトな電源ソリューションが必要です。電力供給ネットワークの小型・軽量化は、必要不可欠な要素です。例えば、出力2.5kWのVicor BCM6135は、手のひらに乗るサイズで、重さはわずか65gです。
ショートビデオ:
小型・軽量の電源モジュールを使い、自動車の電動化を加速する方法
Vicorの車載向け電源
Vicorは自動車品質マネジメントシステムにより、ゼロディフェクトに責任を持って取り組みます。Vicorは厳しい産業分野で電源モジュールの設計・開発・製造の40年余りの経験を持っており、特許技術である高周波スイッチングDC-DC電力変換は、自動車分野でも理想的な技術です。
Vicor は最高の品質と信頼性を実現するために、世界トップレベルの生産と管理に多額の投資をしてきました。
現在欧州、アジア、北米の自動車メーカーとの提携が進行していることは、Vicorが自動車分野で成功しており力をいれているという証です。